四国の国鉄は全線が非電化だった。 四国山地を縦断する土讃本線は険しい地形を線路が通じており、厳しい条件下での運行が行われてきた。 その為四国では無煙化が早くから推進されていて、昭和45年に蒸気機関車は全廃された。 無煙化の立役者はディーゼル機関車と気動車だった。 旅客列車は客車列車も走ってはいたが主力は気動車であり、四国は気動車王国と言われていた。