かつて磐越西線の喜多方から会津盆地の北縁の熱塩まで日中線が存在した。 もともとは山形県の米沢を目指して建設された路線だったが福島県内の熱塩まで開通したところで建設は止まってしまった。
私が訪問した頃走る列車は1日3本だけだった。 距離の短い盲腸線で営業成績は芳しくなかった。 かつては会津加納駅の貨物収入で黒字になったこともあったそうだ。 通学する学生たちの足として運行されていたが昭和59年に廃止となった。