太田川への築堤を釣りかけの唸りを響かせて登る73系
上八木～中島
（昭和57年）
戦後の混乱期に大量に製造された73系も段々と淘汰されてきて最後は可部線と富山港線に残るのみとなった。
（アコモ改造車は仙石線に在籍していた）
富山港線の73系は全金属車で統一されていたが、可部線の73系はバラエティーに富んでいた。
可部線の73系は派手な塗色だったが、63系の面影をよく残した車両が走っていて魅力があった。
派手な塗色の73系
横川
（昭和55年）
前面が63系の面影をよく残したクモハ73169
側面の窓が3段窓ではないのが残念
横川
（昭和57年）
前面がHゴム化されて前照灯が埋め込みタイプのクモハ73
横川
（昭和57年）
クモハ73313の台車はめずらしいDT14
（残念ながら車両全体の写真はありません）
横川
（昭和57年）
正面から見ると63系そのままのクハ79214
横川
（昭和57年）
クハ79214
横川
（昭和57年）
三段窓のクハ79370
可部
（昭和59年）
前面窓の形態が異なるクハ79
横川
（昭和57年）
電化区間の終点で折り返し出発を待つクハ79
当時は可部線は可部の先は三段峡まで非電化でつながっていた
可部
（昭和59年）
非電化区間から電化区間に直通の列車も何本か運転されていた
（昭和57年の時刻表では1日5本）
上八木～中島
（昭和57年）
当時の可部線の終点、三段峡で出発を待つキハ40系
三段峡
（昭和59年）
貨物列車を牽いてDE10が行く
上八木～中島
（昭和57年）
一部の列車は広島まで乗り入れていた
広島
（昭和59年）
広島で出発を待つ4連
広島
（昭和55年）
検査出場直後か、ピカピカの塗色のクモハ73
広島
（昭和55年）
63系の面影を残す貴重な73系であったが、昭和59年に105系に役目を譲り引退していった。
上八木～中島
（昭和57年）
3段窓のクハ79を先頭に太田川を渡る
上八木～中島
（昭和57年）
広島運転所配置の73系（昭和55年12月）
| 形式 | 車号 |
|---|---|
| クモハ73 | 001 009 021 027 041 061 169 259 313 383 |
| クハ79 | 004 214 308 312 326 328 370 446 466 501 |