昭和53年・秋まで飯田線は旧型国電の独壇場だった。
その中でも華麗なスタイルを誇ったクモハ52は、『流電』と呼ばれて関西急電の生き残りとして人気があった。
飯田線で活躍していた旧型国電は豊橋機関区と伊那松島機関区に配置されていた。
昭和53年に東海道線などで余剰となった80系が豊橋機関区に転入してきて豊橋機関区の旧型国電が置き換えられた。
置き換えられて廃車となった車両の中にはクモハ52も含まれていた。
スーパースターのクモハ52はいなくなってしまったが、伊那松島に配置されていた旧型国電は残されて80系と共に活躍をした。
旧型国電は小編成を組めるので重用されて、新形式の119系が投入されるまで飯田線で活躍をしていた。
形式 | 車号 |
---|---|
クモハ61 | 003 004 005 |
クモハ54 | 001 002 006 106 108 110 111 112 117 125 129 131 133 |
クモハ53 | 000 001 007 008 |
クモハ51 | 029 200 |
クモハ50 | 008 |
クモハ43 | 015 |
クハ68 | 042 400 403 404 405 406 408 409 410 412 414 416 418 420 |
クハ47 | 009 069 104 |
クモハユニ64 | 000 |
クハユニ56 | 001 002 003 004 011 012 |