豪雪の北陸で

(昭和56年)




北陸本線 EF81

EF81牽引のローカル列車

富山






昭和56年の正月に北陸地方を旅行した。
この時の北陸地方は記録に残るほどの豪雪だったらしく、鉄道は動いてはいたが多くの列車が大幅に遅延していた。
私は北陸ワイド周遊券を使って高山本線経由で北陸へ向かった。
大雪の影響は高山を過ぎたあたりから出てきて、乗っている列車は段々と遅れてきた。
この時の旅行は撮影が目的ではなかったので駅での写真しか撮っていない。
しかしこの雪では撮影が目的だったとしてもまともな写真が撮れたかどうか…



高山本線

北陸へ向かう途中の高山本線では、交換待ちの対向列車が降り積もった雪に行く手を阻まれて大幅に遅れてやってきた

飛騨古川









北陸本線 EF70

雪の降りしきる中をEF70が入換作業を行っていた
降り続く雪の中での作業は大変なことだろう

金沢









北陸本線 EF81

交直流区間を通し運転できる北陸本線のエースであるEF81牽引の荷物列車

富山









北陸本線 EF70

EF70牽引の客車列車
北陸本線のローカル列車は客車列車が主力だった

倶利伽羅









北陸本線 キハ55

大糸線の非電化区間で活躍していたキハ55とキハ52
エンジンを2基搭載した車両で組成された強力な編成で待機する

糸魚川









能登線 キハ28

急行『能登路』が並んで出発を待つ
『能登路』は能登線・七尾線の優等列車として、金沢と七尾線輪島、能登線珠洲・蛸島まで運転されていた

金沢









富山港線 クハ79

富山港線のクハ79
北陸本線は交流で電化されていたが富山港線は直流で電化されていて、73系が働いていた
富山第一機関区にクモハ73とクハ79が合計10両配置されていた

富山









富山港線 クハ79

クハ79
富山港線で活躍する73系は全金属車で統一されていた

岩瀬浜









富山第一機関区の73系配置車(最終)

形式車号
クモハ73 013 043 049 117 195
クハ79 920 922 928 934 939