北陸本線
~日本海縦貫線を駆けていた列車~

(昭和57年)




北陸本線 雷鳥

583系『雷鳥』






昭和57年11月に国鉄のダイヤ改正が行われた。
その直前に北陸本線の新疋田を訪れた。
新疋田近くには鳩原ループと呼ばれているループ線があり、北陸本線を走る列車の撮影の名所だった。
昭和57年11月の改正では東北・上越方面に新幹線開業の影響で、在来線の特急列車が大幅に削減された。
余剰となった特急用車両は北陸本線の特急増発に充てられることになった。
その為に北陸本線の急行列車は特急に格上げという名目により大幅に削減されることになった。




北陸本線 雷鳥

関西と北陸を結ぶ主力列車として多くの運転本数を誇っていた『雷鳥』









北陸本線 しらさぎ

名古屋と北陸を米原経由で結んでいた『しらさぎ』









北陸本線 鳩原ループ 白鳥

大阪~青森間を運転していた『白鳥』
昼行特急として最長距離を走っていた









北陸本線 日本海

夜行列車として関西と青森を結んでいた寝台特急『日本海』









北陸本線 加越

米原から新幹線と接続して北陸地方を結んでいた特急『加越』









北陸本線 雷鳥

485系『雷鳥』









北陸本線 くずりゅう

新幹線に連絡して米原~金沢間を運転していた急行『くずりゅう』
特急『加越』の増発により、昭和57年11月改正で1往復に減少した










北陸本線 475系 ゆのくに

大阪~金沢間を米原経由で結んでいた伝統ある急行『ゆのくに』
1往復だけがかろうじて残っていたが、昭和57年11月改正で消滅した









北陸本線 立山

大阪~富山間を湖西線経由で運転していた急行『立山』
一部の列車は富山地方鉄道に乗り入れしていた









北陸本線 立山

急行『立山』
昭和57年11月改正で『雷鳥』の増発により定期運用がなくなった









北陸本線 EF70 客車列車

北陸本線の主、EF70が牽く客車列車
米原発着の普通列車は客車による運行もあった









北陸本線 EF70 客車列車

EF70 2次型が牽引する客車列車









北陸本線 鳩原ループ

475系で運行される普通列車








北陸本線 EF81

北前船のルートを辿る日本海縦貫線のコンテナ列車
関西と北陸方面を結ぶ貨物列車はほとんどが湖西線経由で、交直両用のEF81が担当していた









北陸本線 EF70

米原経由の貨物列車は、田村以北をEF70が担当していた









北陸本線 鳩原ループ

名古屋~天橋立間を小浜線経由で結んでいた気動車急行『大社』
列車名の通りに元々は名古屋と出雲市・大社を結んでいた
運転区間が縮小された後、昭和57年11月改正で廃止となった